ペイント(読みもの・原作韓国)
『ペイント』
少子化が進んだ近未来、政府は「産んでもらえば国が育ててもよい」という政策を打ち出した。17 歳の主人公「ジェヌ302」は、国が運営するそうした施設で育っている。「ペイント」とは、施設の子どもが養子縁組をしたい親を選ぶ面接のことで、20 歳で施設を出なくてはならないジェヌも何度か面接をする。しかしジェヌは取り繕う人間が嫌いなので、なかなか話がまとまらない。子どもが親を選ぶという設定が斬新で、親子や家族のあり方について、人と人との関係について、新たな視点を読者に提供している。(さくま)
出版社 | イースト・プレス |
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初版年 | 2021年 |
ISBN | |
ページ数 | 240頁 |
サイズ | 19×13 |
対象年齢 | 12歳から |
キーワード | 近未来、親子、施設 |
- 2021
- 240 pages
- 19×13
- Ages 12 +