夢の城(トルコ・読みもの・トルコ語)
Hayalden Kaleler
IBBYオナーリスト2020_翻訳作品(フランス語からトルコ語)
『夢の城』
主人公は、家族と友人のジョナタンとともに休暇に行く。渋滞と子どもたちの不平に苛立った父親は、置いてきぼりにするぞと子どもたちを脅す。ふたりの子どもたちは、本当に置き去りにされた場合に備えて、海のそばに身を守るための砂の城をつくる。追いかけっこをしているうちに迷子になった主人公は、帰り道を探して給水塔を見つけ、だれかが見つけてくれるまでそこで待つことにする。待っている間、主人公はその給水塔を城、そして自分自身を英雄に見立てて空想を巡らせる。
*翻訳家について イスタンブールのカドゥキョイ生まれ。ガラタサライ大学とフランスのリヨンの社会科学高等研究院(EHESS)で学び、フランスのトゥールで児童文学の博士号を取得。2002年から翻訳家として、英語やフランス語から大人向け、子ども向けの本を訳している。訳書に、マイケル・モーパーゴ『アーニャは、きっと来る』(邦訳:佐藤見果夢訳、評論社、2020)、ジョン・デヴィッド・アンダーソン「ビックスビーさんの最後の日」(2017)、キャリー・ファーガン「カープ氏の最後のグラス」(2017)などがある。
出版社 | Tudem |
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初版年 | 2019年 |
ISBN | 978-605-285-199-9 |
ページ数 | 75頁 |
サイズ | 20×14 |
対象年齢 | 8歳から |
キーワード | 海辺、友情、想像力、冒険 |
Hayalden Kaleler
- Trans. Damla Kellecioğlu | Orig. by Olivier de Solminihac
- Tudem
- 2019
- 75 pages
- 20×14
- ISBN 978-605-285-199-9
- Ages 8 +