たぶんみんなはすべてを知っていた、だれもがそこにいた(オランダ・読みもの・フリジア語)
Teltsjes fan Tellegen. Alventritich bisteferhalen
IBBYオナーリスト2020_翻訳作品(オランダ語からフリジア語)
『たぶんみんなはすべてを知っていた、だれもがそこにいた』
数々の受賞歴があるトーン・テレヘンの作品のなかから、念入りに選んだ41の物語を収める。テレヘンの特徴的なスタイルが表れた第1話は、こんなふうだ。「夜です。動物たちは眠っています。リスはカバノキのなかで、カエルは池に浮かんだ葉の上で……」。でも、突然の吠え声で起こされた動物たちは、「みんなより」とサインの入った1通の手紙をライオンに送る。ライオンからは、自分ではこの声を止めらないという返事が来て、動物たちはライオンを助けに行き、また眠りにつく。
*翻訳家について 1975年、ブルグムに生まれる。フローニンゲン大学で中世フリジア語と言語史を学ぶ。2008年よりフリーの翻訳家、語学教師などをして働き、質の高いフリジア語の訳書を出すための出版社をはじめる。2009年に出したトールキンの作品で、フリジア語翻訳に贈られる賞を受賞、グリム童話集やオランダ児童文学の古典も訳している。
出版社 | Utjouwerij Regaad |
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初版年 | 2017年 |
ISBN | 978-90-82197-06-8 |
ページ数 | 88頁 |
サイズ | 26×20 |
対象年齢 | 10歳から |
キーワード | 野生動物、哲学、短編 |
Teltsjes fan Tellegen. Alventritich bisteferhalen
- Trans. Anne Tjerk Popkema | orig. by Toon Tellegen
- Utjouwerij Regaad
- 2017
- 88 pages
- 26×20
- ISBN 978-90-82197-06-8
- Ages 10 +