ブルムカの日記(ブラジル・読みもの・ポルトガル語)
Diário de Blumka
IBBYオナーリスト2020_翻訳作品(ドイツ語からポルトガル語)
『ブルムカの日記――コルチャック先生と12人の子どもたち』
舞台はポーランドのワルシャワ。ブルムカは、ヤヌシュ・コルチャック先生の庇護のもと、他の子どもたちとともに孤児院で暮らしている。このブルムカの日記を通して、孤児院の日常生活や孤児たちの思い、子どもの権利を守ろうとするコルチャック先生の革新的な理念が伝わってくる。私たちが、避けられない悲劇的な結末を知っていることが、このホロコーストの物語をさらに効果的にしている。
*翻訳家について 1964年、ポルトアレグレ生まれ。ブラジルの大学で音楽を学んだ後、1991年にベルリンへ渡り、フンボルト大学で音楽学を研究。バイオリン奏者として働くかたわら、子どもの本を執筆。2004年、「ジーニョの魔法」をオーディオブックで発表、また、ベルリン・ユダヤ博物館向けの「ユディトと明かりの奇跡」のイラストレーションを担当した。2008年ブラジルに帰国。その後も、児童書の執筆や挿し絵の仕事を続け、現在は、ブラジルとドイツを行き来し、子どもの本の仕事にたずさわる。本作は、訳者にとってドイツ語からポルトガル語の初の訳書。
出版社 | Pulo do Gato |
---|---|
初版年 | 2017年 |
ISBN | 978-85-64974-80-7 |
ページ数 | 70頁 |
サイズ | 27×21 |
対象年齢 | 7歳から |
キーワード | ヤヌシュ・コルチャック、孤児院、ホロコースト |
Diário de Blumka
- Trans. João Guimarães | Orig.by Iwona Chmielewska
- Pulo do Gato
- 2017
- 70 pages
- 27×21
- ISBN 978-85-64974-80-7
- Ages 7 +