不思議な湖(リトアニア・絵本・リトアニア語)
Sivužas
カテゴリー: IBBY オナーリスト、絵本/picture books
IBBYオナーリスト2020_イラストレーション作品
『不思議な湖』
ある晴れた冬の日、仲よしのコブタとウシが湖でスケートをしていると、氷の向こうからふたつの目がこちらを見つめていることに気づく。コブタとウシは、それがいったいどんな生きもので、なにを伝えようとしているのか、知りたくなる。そこで、いろいろと話しかけてみるものの、うまく気持ちを伝え合うことができない。本作は、愉快で心温まる、友情の物語である。イラストレーションはパステルカラーの柔らかなトーンで美しく細やかに描かれている。
*画家について 1974年、カウナス生まれ。ヴィルニュス芸術アカデミー・カウナス校グラフィックデザイン科卒。フリーのイラストレーターとして、国際的な展示会、フェスティバル、ブックフェアに積極的に参加している。これまでに国内外の作家による子どもの本10冊のイラストレーションを手がけた。代表作に、ルイス・セプルベダ文「カモメに飛ぶことを教えた猫」(2008、邦訳:河野万里子訳、白水社、1998)、「妖精の家族」(2009)、「グリム童話」(2011)などがある。本作を含めて、リトアニアの最良の絵本や子どもの本に与えられる主要な賞を複数回受賞している。
出版社 | Tikra knyga |
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初版年 | 2018年 |
ISBN | 978-609-8142-42-6 |
ページ数 | 36頁 |
サイズ | 30×24 |
対象年齢 | 6歳から |
キーワード | アイススケート、救命、友情 |
Sivužas
- Ill. Lina Dūdaitė | Text:Marius Marcinkevičius
- Tikra knyga
- 2018
- 36 pages
- 30×24
- ISBN 978-609-8142-42-6
- Ages 6 +