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とぶのがこわかったカモ(ふぃいんランド・絵本・フィンランド語)

Sorsa Aaltonen ja lentämisen oireet

画家:マッティ・ピックヤムサ | 文:ヴェーラ・サル Ill. Matti Pikkujämsä | Text:Veera Salmi

カテゴリー: IBBY オナーリスト絵本/picture books

IBBYオナーリスト2020_イラストレーション作品

『とぶのがこわかったカモ』

主人公のカモは都会に住んでいる。周囲ではだれもが有意義で楽しそうな生活を送っているが、カモは珍しい病気を患い、不安をかかえている。医師によると「飛ぶのが怖い病」だという。カモはハクチョウのダンスや上品な飛び方に憧れて、チュールのスカートをはき、木の陰でこっそり真似をしてみる。ところが、飛べずに真っ逆さまに落ちてしまう。都会のカモが人目を気にせず、自信を持つようになるまでの教訓話を、生き生きとした語りとアクリルガッシュの大胆な色彩で描く。

*画家について 1976年生まれのアーティスト、イラストレーター。ヘルシンキ在住。フィンランドと日本で絵本を出版するとともに、人物画や新聞の挿し絵でも知られる。また、ファッションブランドのテキスタイルデザインも手がける。2013年にルドルフ・コイブ賞、2015年にフィンランド・イラストレーション賞を受賞。2019年イラストレーター・オブ・ジ・イヤーの候補となる。作品に「木のうえのオオハシ」(2018)、「世界がかわるいっしゅんまえ」(2019)、『めとめがあったら』(おくむらけんいち文、ブロンズ新社、2015)などがある。

出版社 Otava
初版年 2019年
ISBN 978-951-1-3244-0
ページ数 32頁
サイズ 26×21
対象年齢 5歳から
キーワード 飛ぶことへの恐怖、自信

Sorsa Aaltonen ja lentämisen oireet

  • Ill. Matti Pikkujämsä | Text:Veera Salmi
  • Otava
  • 2019
  • 32 pages
  • 26×21
  • ISBN 978-951-1-3244-0
  • Ages 5 +