トラックカフェ(トルコ・読みもの・トルコ語)
Kamyon Kafe
IBBYオナーリスト2020_文学作品
『トラックカフェ』
祖父母とともに暮らす男の子の物語。祖父のデルヴィシュは自分の赤いトラックを、祖母のムカッデルは自分のミシンを、それぞれ同じように大切にしている。身の丈に合った幸せ知っていて、お互いを心から愛するこの家族にとって、本当の豊かさとは心の平穏だ。近所で起こる出来事や、彼らの家を訪れる隣人たち、そして不意の来客もまた、小さな男の子の人生にとって忘れられないものとなっていく。人混みや現代世界のテクノロジーからかけ離れた小さな町での生活が、繊細かつ巧みに映し出されている。
*作家について トラブゾン生まれ、アンカラ在住。アンカラ・ゲヴヘル・ネシベ健康教育研究所を卒業後、看護師、教師として働く。最初の詩集「翼あるアトラス鳥」(1991)で数々の賞を受賞。子ども向けの詩集「アルファベットから逃げ出す文字」(2014)でチュルカン・サイラン芸術賞を受賞。児童、青少年、大人向けに伝記、小説なども執筆。おもな著作に、「ジュジュ、私を忘れないで」(2015)、「夢の谷」(2011)、「不思議な見知らぬ人」(2014)、「本物のチーム」(2015)などがある。
出版社 | Günışığı Kitaplığı |
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初版年 | 2018年 |
ISBN | 978-605-9405-75-1 |
ページ数 | 136頁 |
サイズ | 18×12 |
対象年齢 | 8歳から |
キーワード | 隣人、コミュニティ、祖父母 |
Kamyon Kafe
- Çiğdem Sezer
- Günışığı Kitaplığı
- 2018
- 136 pages
- 18×12
- ISBN 978-605-9405-75-1
- Ages 8 +