おそろしいはらぺこオオカミ(ペルー・絵本・スペイン語)
El hambriento lobo feroz
カテゴリー: IBBY オナーリスト、絵本/picture books
IBBYオナーリスト2020_文学作品
『おそろいはらぺこオオカミ』
大きな悪いオオカミは、お腹が鳴るほど腹ぺこだった。森を歩いていくと、子ブタに出合った。これはいただきだ。ところが、かぶりつこうとしたとき、ご先祖さまが3匹の子ブタのせいでひどい目にあったことを思い出し、諦める。お腹はへる一方だが、だれかと会うたびに、ご先祖さまの不運な経験を思い出す。そして最後は、思いがけない結末がオオカミを待ち受けている。繰り返しや皮肉や誇張を用いた語りが読者をひきつけ、悪いオオカミが登場するむかし話の世界へと誘う。
*作家について 教育者で作家。ストーリーテラーとして国内外のイベントに参加し、語りや読書のワークショップを開く。〈教室でお話〉という幼稚園向けの教育プロジェクトを創案し、ユーチューブでも発信している。おもな著書に、蒸気船賞の最終候補になった「フィルラタのカップ」(2013)、「フィルラタの食事」(2015)、「その女の子はこわがっている」(2016)、「ピンクになりたくなかったブタ」(2017)、「アマンダのちょうちょ」(2018)がある。
出版社 | Panamericana Editorial Perú |
---|---|
初版年 | 2018年 |
ISBN | 978-612- 4347-43-6 |
ページ数 | 41頁 |
サイズ | 22×22 |
対象年齢 | 5歳から |
キーワード | オオカミ、飢え、昔話の登場人物 |
El hambriento lobo feroz
- Text: Isabel Menéndez Ibárcena | Ill. Luis da Ponte
- Panamericana Editorial Perú
- 2018
- 41 pages
- 22×22
- ISBN 978-612- 4347-43-6
- Ages 5 +