モンスターの影(イラン・読みもの・ペルシャ語)
Sayeh-ye hayoola
IBBYオナーリスト2020_文学作品
『モンスターの影』
カスピトラの絶滅というテーマが、よく知られたいくつかの物語を取り込みながら、シンプルかつ繊細に語られる。マーラールと弟ターイマーズは、ゴレスタン国立公園の森に生息するさまざまな動物について学ぶため、公園内にある父親のオフィスを訪れる。そこでふたりは、森林官が直面している困難や、人間と動物の間の友情、文化的な障壁と差異、諸問題の解決といった事柄について学ぶ。
*作家について 1954年、ゴムに生まれる。テヘラン大学にて劇文学の修士号を取得。大学でライティングを教えながら、戯曲の執筆やイラン国営放送との共同制作に取り組んでいる。特にYA向けの作品を数多く発表しており、いくつかの国内賞を受賞している。おもなテーマは、10代の恋愛、イランーイスラム・アイデンティティ、環境。著作のなかには、映画や演劇の原作になった作品や、外国語に翻訳された作品もある。
出版社 | Kanoon |
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初版年 | 2017年 |
ISBN | 978-964-391-984-9 |
ページ数 | 274頁 |
サイズ | 21×14 |
対象年齢 | 13歳から |
キーワード | トラ、絶滅の危機に瀕する動物たち、動物福祉 |
Sayeh-ye hayoola
- Abbass Jahangirian
- Kanoon
- 2017
- 274 pages
- 21×14
- ISBN 978-964-391-984-9
- Ages 13 +