ネコおうじの九つめのいのち(ハンガリー・絵本・ハンガリー語)
A Macskaherceg kilencendik élete
カテゴリー: IBBY オナーリスト、絵本/picture books
IBBYオナーリスト2020_文学作品
『ネコおうじの九つめのいのち』
公園の木々が語る、愛や恋人たちの物語。公園の古いスズカケノキはエンドレ・ザヴォツキ未亡人と呼ばれている。耳をすませば、ブダペストの時を止め、世界を幸せで満たした石の王子と水の妖精の恋物語を聞かせてくれるかもしれない。川辺の木々が語るのは、春の妖精とネコ王子の物語。ひとりはまじめで、もうひとりは浮気者。それでも見えない糸で結ばれて、死でさえ、ふたりを引き裂けない。文章と絵が相まって、ユーモアと情感、日常と空想世界が恋人たちのようにからみあう。
*作家について 1983年生まれ。おとぎ話を中心に、子ども向けの本を多く書いている。作品に「結び目の妖精」(2013)、「時の運び屋」シリーズ6点(2015~2019)、「妖精のブーツ」(2018)など。人形劇の歴史を学ぶ博士課程の学生で、ブダペスト人形劇場の主要な脚本家でもある。
出版社 | Pagony |
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初版年 | 2017年 |
ISBN | 978-963-410-327-1 |
ページ数 | 45頁 |
サイズ | 28×22 |
対象年齢 | 5歳から |
キーワード | 日常の暮らし、近しさ、空想世界 |
A Macskaherceg kilencendik élete
- Text: Dóra Gimesi | Ill. Katalin Szegedi
- Pagony
- 2017
- 45 pages
- 28×22
- ISBN 978-963-410-327-1
- Ages 5 +