ごはんのあらし(エクアドル・絵本・スペイン語)
Tormenta de arroz
カテゴリー: IBBY オナーリスト、絵本/picture books
IBBYオナーリスト2020_文学作品
『ごはんのあらし』
野良犬のルバートは、花が花であり、鳥が鳥であるように、自分の名前は「犬」だと思っている。ルバートの夢は、いつかご飯の嵐が起こって、道も木も草もご飯におおわれ、お腹いっぱいご飯を食べることだ。一方、犬がほしくてたまらない男の子がいた。ピティンというおもちゃの犬を持っているが、ほんものの子犬がほしいとママに訴える。楽しい顔、悲しい顔、怒った顔、いろいろな顔をして頼んでみるが、ママの答えはノー。ところが、思いがけないことがきっかけで、男の子はルバートと出会うことになる。
*作家について 1971年、キト生まれ。詩人、ナレーター、脚本家、翻訳家、視聴覚プロデューサー。子どもや成人対象の創作講座の講師も務める。おもな作品に、2012年パラレロ・セロ詩賞受賞作の「くつのあな」、「宇宙の神様、どうしちゃったの?」(2016)、「屋上の登山」(2019)、2019年フリオ・コバ国際児童文学賞受賞作の「水の子どもたち」がある。本作で2017年ダリオ・ゲバラ・マヨルガ賞を受賞した。
出版社 | Libresa |
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初版年 | 2017年 |
ISBN | 978-9978-49-576-6 |
ページ数 | 38頁 |
サイズ | 21×15 |
対象年齢 | 6歳から |
キーワード | 野良犬、動物シェルター、ペット |
Tormenta de arroz
- Text: Sandra de la Torre Guarderas | Ill. Sozapato
- Libresa
- 2017
- 38 pages
- 21×15
- ISBN 978-9978-49-576-6
- Ages 6 +