シルハヴィー・イム菓子店(チェコ・読みもの・チェコ語)
Cukrárna U Šilhavého Jima
IBBYオナーリスト2020_文学作品
『シルバー・イム菓子店』
西部劇に出てくるガンマンのようなシルハヴィー・イムの菓子店では、ひきたてのコーヒーやケーキだけではなく、”文学”のごちそうも出している。一方、刑務所では、司書たちが、死刑囚の生活を潤いあるものにしょうと図書室を作った。そして囚人たちのかたくなな心は読書会に参加するうちに変わってきた。しかしそんな平穏な時は長く続かなかった。古典から時刻表まで、文字という文字を盗む、史上最悪の文学ギャング、ダンテ・スカンク・シェイクスピアが、戦いを挑んできたからだ。しかし勝利したのは司書だった!
*作家について マレク・トマンは1967年プラハ生まれ。カレル大学芸術学部を卒業。チェコラジオでシナリオ編集にたずさわる。1997年よりチェコ共和国外務省に勤務。創作、翻訳、編集を手がける。子ども向けの本に、十字軍によるバルト海征服を描いた「サーレマー島の征服」(2007)や、ユダヤ人学者のラビ・レフの話「私のゴーレム」(2009)など。2011年、ホワイト・レイブンズのカタログに掲載。
出版社 | Baobab |
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初版年 | 2018年 |
ISBN | 978-80-7515-075-2 |
ページ数 | 172頁 |
サイズ | 16×23 |
対象年齢 | 12歳から |
キーワード | 西部劇、パロディ、刑務所 |
Cukrárna U Šilhavého Jima
- Text: Marek Toman | Ill. Františka Loubat
- Baobab
- 2018
- 172 pages
- 16×23
- ISBN 978-80-7515-075-2
- Ages 12 +