ぼくはあかちゃん、ぼくはおじいちゃん(アルメニア・読みもの・アルメニア語)
Mek mankik em, mek papik em
IBBYオナーリスト2020_文学作品
『ぼくはあかちゃん、ぼくはおじいちゃん』
子ども向けの叙情的な詩やお話をおさめた本。お話は、むかし話の他、暮らしや子どもの身のまわりのものを題材にしている。いちばん長い話「ネズミのはなよめ」は、子どもに努力の大切さを伝える。「正直な男の子」は、やさしく公平な王さまが、国でもっとも正直な若者に王位をつがせる話。その他、ウサギはなぜ冬に毛皮のコートを着ないのか、コウノトリはなぜ一本足で立つのかなど、子どもが抱く疑問に答える話も多い。なぞなぞなども収録され、子どもの考える力をのばす助けとなる。
*作家について 1930年、アクナー(ロリ州)生まれ。詩人、作家、脚本家、翻訳家、ジャーナリスト。1952年にエレバンの大学を卒業した後、1957年にモスクワでジャーナリズム学を修了。1953年、最初の子ども向けの詩集「はじめてのうた」を刊行。以来、約130点の児童書をはじめ、叙情的・風刺的な作品を出版し、多くが翻訳されている。戯曲は複数の劇場で上演された。おもな作品に「十の物語」、「天国から落ちた3つのリンゴ」、「善良な木」など。
出版社 | Tsitsernak |
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初版年 | 2016年 |
ISBN | 978-9939-864-26-6 |
ページ数 | 255頁 |
サイズ | 20×14 |
対象年齢 | 5歳から |
キーワード | 詩、おとぎ話 |
Mek mankik em, mek papik em
- Text: Suren Muradyan | Ill. Vahagn Abrahamyan
- Tsitsernak
- 2016
- 255 pages
- 20×14
- ISBN 978-9939-864-26-6
- Ages 5 +