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海辺の少年(アルバニア・読みもの・アルバニア語)

Djali qe shikonte detin

作家:ヴィクトール・ツァノシナイ Viktor Canosinaj

カテゴリー: IBBY オナーリスト読みもの/chapter books and novels

IBBYオナーリスト2020_文学作品

『海辺の少年』

ひなびた漁村で育った少年は、幼くして母を亡くした。船乗りの父が再婚すると、父との関係が悪くなった。少年は家出をして冒険の日々を送り、生きるために懸命に働いた。8歳から絵を描きはじめると、港湾都市ドゥラスで描いた似顔絵が、アルバニア王家一族の目にとまる。王家の援助で学校に通えることになり、やがて本や雑誌のイラストレーションを手がけるようになる。優れた才能のおかげで、首都ティラナの美術学校を卒業してローマに留学、その後イタリア政府の支援を受けてミラノで学ぶことができた。本作は、イタリアで活躍したアルバニア人で、著名なポスト・キュビスムの画家である、イブラヒム・コドラの伝記的作品。

*作家について 1960年、ヴロラ生まれ。文学と文芸批評を学ぶ。児童書・YA作品を35点以上執筆。アルバニア文化省の児童文学賞を1997年、2002年、2019年に受賞。子ども向けの作品に「しあわせをもとめて」(1999)、「わたしの殻にさようなら」(2001)、「ミモザ通りのモンスター」(2002)、「浮島の冒険」(2006)などがある。

出版社 Dyrrah
初版年 2017年
ISBN 978-9928-4316-3-9
ページ数 198頁
サイズ 21×14
対象年齢 11歳から
キーワード イブラヒム・コドラ、 画家、絵画

Djali qe shikonte detin

  • Viktor Canosinaj
  • Dyrrah
  • 2017
  • 198 pages
  • 21×14
  • ISBN 978-9928-4316-3-9
  • Ages 11 +