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ぼくたちがギュンターを殺そうとした日(読みもの・原作ドイツ)

ヘルマン・シュルツ作 | 渡辺広佐 訳 | 丹治陽子 装画

カテゴリー: おすすめ!世界の子どもの本読みもの/chapter books and novels

『ぼくたちがギュンターを殺そうとした日』

1947年、フレディは仲間たちとともに、難民の子ギュンターの両ポケットにおしっこをして、トロッコに閉じ込め、泥炭を投げつけるというひどいいじめをした。その後、犯人がばれないように、ギュンターを殺そうと仲間のひとりが言いだす。フレディはギュンターと出会って会話を交わすうちに、殺すのはいけないと思いながらもどうして止めればいいかがわからず、悩む。戦争といじめの暴力のイメージが重なり合う作品。誰もが弱さを持っており、同調圧力から逃れられない可能性のあることが実感できる。(土居)

出版社 徳間書店
初版年 2020年
ISBN
ページ数 160頁
サイズ 19×14
対象年齢 13歳から
キーワード いじめ、殺人、戦争、難民

  • 2020
  • 160 pages
  • 19×14
  • Ages 13 +