彼方の光(読みもの・原作アメリカ)
『彼方の光』
時は今から160年前。アメリカ南部にはまだ黒人奴隷がたくさんいて、報酬ももらえず白人農場主にこき使われていた。ある晩、老奴隷のハリソンは少年奴隷のサミュエルを起こし、闇に乗じてふたりでカナダへの逃亡を始める。そして、何度も危険な目にあいながらも、逃亡奴隷のための人間のネットワーク「地下鉄道」にも助けられて、旅を続けていく。著者は、「地下鉄道」にかかわったさまざまな人種や立場の人を登場させて、当時のアメリカの様子を伝えている。波瀾万丈のドキドキする冒険物語としても読める。(さくま)
出版社 | 偕成社 |
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初版年 | 2020年 |
ISBN | |
ページ数 | 304頁 |
サイズ | 20×14 |
対象年齢 | 11歳から |
キーワード | 奴隷、自由、旅 |
- 2020
- 304 pages
- 20×14
- Ages 11 +