アーニャは、きっと来る(読みもの・原作イギリス)
『アーニャは、きっと来る』
第二次世界大戦中、フランス南西部の小村に暮らす12歳の羊飼いジョーは、ある日森で見知らぬ男と出会い、ユダヤ人の子ども12人を隣国のスペインへ逃がす計画を知る。村人の行動は国境警備のドイツ兵に監視され緊迫した毎日だが、やがて村人たちをも巻き込む命がけの逃亡劇が繰り広げられる。悲惨な戦争に翻弄されながらも、正義と勇気を持って生きる人びとの姿が印象的。敵味方に関係なく人間の真実の姿を描くところに、著者ならではの味がある。実話の取材を元にしているだけに、どの場面も鮮やかに心に残る。(福本)
出版社 | 評論社 |
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初版年 | 2020年 |
ISBN | |
ページ数 | 208頁 |
サイズ | 19×13 |
対象年齢 | 11歳から |
キーワード | 戦争、ユダヤ人、 村、フランス |
- 2020
- 208 pages
- 19×13
- Ages 11 +