オオカミが来た朝(読みもの・原作オーストラリア)
『オオカミが来た朝』
あるオーストラリア人家族の、4世代にわたる折々の出来事と心模様を描く短編連作。大恐慌だった1935年、父親の急死で働くことになった14歳のケニーが、働き口を探しに出たある早朝、道中で遭遇した恐怖の出来事を描く「オオカミが来た朝」から、1950年代のケニーのふたりの娘と認知症の大叔母さんの物語「メイおばさん」、2002年の両親のけんかにおびえるケニーのひ孫の物語「チョコレート・アイシング」まで全6編。現実を受け止めて前に進む子どもたちを生き生きと描いている。読後に4世代の物語がつながり感慨深い。(代田)
出版社 | 福音館書店 |
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初版年 | 2019年 |
ISBN | |
ページ数 | 240頁 |
サイズ | 20×14 |
対象年齢 | 12歳から |
キーワード | 家族 歴史 友だち けんか |
- 2019
- 240 pages
- 20×14
- Ages 12 +