ブライアーヒルの秘密の馬(読みもの・原作イギリス)
『ブライアーヒルの秘密の馬』
第二次世界大戦中のイギリスで、結核を患う子どもたちの療養所に暮らすエマラインには秘密がある。鏡の中に翼を持った馬が現れるのだ。その馬が闇の魔の手に追われていると知ったエマラインは、虹の七色のものを集めて助けようとひとり奔走する。戦争で親を亡くした上、病状の悪化とも闘う子どもたちの現実世界が厳しいだけに、翼のある馬との幻想的な交流が胸に迫る。翼のはばたきが聞こえるような迫力ある挿し絵の力もあって、少女の単なる想像世界とは言いきれないリアリティが感じられ、不思議な世界観を味わうことができる。(福本)
出版社 | 小峰書店 |
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初版年 | 2019年 |
ISBN | |
ページ数 | 312頁 |
サイズ | 20×16 |
対象年齢 | 10歳から |
キーワード | 馬 病気 秘密 戦争 |
- 2019
- 312 pages
- 20×16
- Ages 10 +