クレンショーがあらわれて(読みもの・原作アメリカ)
『クレンショーがあらわれて』
5年生になるジャクソンの前に、想像上の友だち「言葉を話す大きなネコ」クレンショーが突然現れた。3年前、父親の失業で住む家を失い、みじめな車中生活をしていたときにできた架空の友だちだ。なぜ、また現れたのか? 貧困から抜け出せないワーキングプアの実態を、子どもの視点で描く作品。ガレージセールで家具を売るのはお金がないからなのに、気分転換だとごまかす両親。怖くてなにも聞けず、忍び寄る貧困におびえるだけだった少年が、自身の想像力で生んだ友だちの力を借りて困難を乗り切ろうとする。力強い結末。(代田)
出版社 | フレーベル館 |
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初版年 | 2019年 |
ISBN | |
ページ数 | 240頁 |
サイズ | 20×14 |
対象年齢 | 10歳から |
キーワード | イマジナリーフレンド 家族 貧困 悩み |
- 2019
- 240 pages
- 20×14
- Ages 10 +