「2021年IBBYバリアフリー児童図書」日本からのノミネート作品決定

 IBBY(国際児童図書評議会)では、すべての子どもたちが読書の楽しみを享受できるよう、さまざまな工夫の詰まった世界のバリアフリー児童図書の情報を収集しています。
 2年に一度、各国から推薦されるバリアフリー図書の中から40~50冊を選定し、カタログを作成します。選ばれた本は、IBBY世界大会や国際ブックフェアなどで紹介され、希望する国々で巡回展示されます。詳しくはこちら➡

 JBBYは、7月25日にオンラインの国内選考会を行い、2021年のIBBYの選定に向けて、下記の7冊を日本から推薦することにしました。

  • 選考委員:
      梨屋アリエ(児童文学作家)
      林 左和子(静岡文化芸術大学教授)
      村中李衣(児童文学者/ノートルダム清心女子大学教授)
      山田 真(小児科医)
      さくまゆみこ(翻訳家/JBBY会長)
       
『もぐらのおさんぽ』
手作り布絵本/大江委久子 制作/2019
☆特別仕様の本
『ころりん・ぱ!』
ひらぎみつえ 作/ほるぷ出版/2019
☆誰もが楽しめる本
『100』
名久井直子 作/井上佐由紀 写真/福音館書店/2020
☆誰もが楽しめる本
『まぼろしえほん』
井上洋介 作・絵/鈴木出版/2018
☆誰もが楽しめる本
『きみの存在を意識する』
梨屋アリエ 著/ポプラ社/2019
☆障害を描いた本
『こくん』
村中李衣 作/石川えりこ 絵/童心社/2019
☆障害を描いた本
『読む喜びをすべての人に―日本点字図書館を創った本間一夫』
金治直美 文/佼成出版社/2019
☆障害を描いた本