ソロモンの白いキツネ(読みもの・原作イギリス)
『ソロモンの 白い キツネ』
アメリカのシアトルに父とふたりで暮らす12 歳のソルは、いつもひとりぼっち。1 匹のホッキョクギツネが両親の故郷であるアラスカから、船に乗ってシアトルに迷い込んできた。ソルはそのキツネと仲よくなるが、キツネは捕まってしまう。ソルは、キツネを連れて自分たちの民族が住む「ふるさとに帰りたい」と父に強く頼む。妻の死を悲しむ父は、意を決してアラスカに向かい、ソルはそこで自分の居場所を見つける。ソルの孤独と故郷を思う気持ちが、キツネの存在を通して読者に伝わる。詩的な文章で、挿し絵も美しい。(土居)
出版社 | あすなろ書房 |
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初版年 | 2018年 |
ISBN | |
ページ数 | 64頁 |
サイズ | 19×16 |
対象年齢 | 10歳から |
キーワード | キツネ イヌイット 父親 故郷 |
- 2018
- 64 pages
- 19×16
- Ages 10 +