おかゆと小さなドラゴン(チュニジア・絵本)
カテゴリー: IBBY オナーリスト、絵本/picture books
2018_翻訳作品(トルコ語からアラビア語)
『おかゆと 小さなドラゴン』
ドラゴンの子どもが、好物のおかゆを嫌がるお話。ドラゴンの子どもは、明日は誕生日で大きくなるから、もうおかゆは必要ないと考える。「何が食べたいの?」と両親が聞くと、「わからない。甘くもしょっぱくもなくて、ひょっとしたら少し肉が入ってたり、果物が入ってたり、いやどちらでもないかもしれないけど」と答える。小さなドラゴンは森に「成長した」食べ物を探しに行く。森では、たくさんの動物や植物に出会う。家に戻る頃には腹ペコで疲れていたが、持ち帰ったバスケットは果物でいっぱいで、心は満たされていた。ドラゴンの母親は果物でケーキを焼き、森で出会った新しい友だちと誕生日をお祝いする。失敗から学ぶ、勇気や行動についての物語でもある。
翻訳家について 子どもや女性の文化の研究者、翻訳家、語りべ、子どもの本の作家。祖母が話してくれたお話から子どもの本に興味を持つ。外国の物語を読み、子どもの本の翻訳を志すようになる。最初はグリムの昔話などを訳していたが、近年は現代の作品も手がけている。
出版社 | Aasidato Alaraz wa Ettineen Alsaghiir |
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初版年 | 2016年 |
ISBN | 978-9953-578-13-4 |
ページ数 | 46頁 |
サイズ | 30×23 |
対象年齢 | 8歳から |
キーワード | ドラゴン 信頼 冒険 |
- 2016
- 46 pages
- 30×23
- ISBN 978-9953-578-13-4
- Ages 8 +