勇敢なハタオリドリ（ウガンダ・読みもの）

2018_文学作品（英語）

『勇敢なハタオリドリ』

１羽のハタオリドリが、巣をかける木を探しに出かける。ところが、よさそうな木を見つけたところで、スズメバチに刺されてしまった。ハタオリドリは逃げたが、翌日、勇気を出して同じ木に戻り、スズメバチと話をして折り合いをつけた。みんな小さな生き物だから、同じ木を共有して一緒に暮らすほうがいいのだ。鳥と昆虫は別の生き物だが、共存できないわけではない。生物の多様性と共生を描いた物語。

作家について　作家、語り部。ナイジェリアのバイェロ大学で図書館司書として勤めた後、IBBYウガンダ支部の指導者として、子どものための読書テントを運営。1986年以降、ウガンダ図書館委員会の委員も務める。「よくばりサルは親友を失う 」（2004）は、2006年IBBYオナーリストに選ばれた。