5人目となるべきだった(南アフリカ・読みもの)
There Should Have Been Five
2018_文学作品(英語)
『5人目となるべきだった』
物語は、ふたりの子どもが、ヨハネスブルグの歴史軍事博物館を訪れ、ある黒人兵士の絵を見て興味を持つところから始まる。ナチスやファシストと戦った第二次世界大戦では、2万5千人の女性を含む35万4千人の南アフリカ人が、国の防衛と看護に志願した。絵に描かれていたは志願兵のひとりジョブ・マセコ。彼の英雄的行為は、50年もの間忘れ去られていた。マセコは、捕虜としてリビアのトブルクに収容されていた時に作った爆弾で、ドイツの軍艦を破壊したのだ。この働きに対し、なぜヴィクトリア勲章は与えられなかったのか? 本書ではその真実を語っている。
作家について 出版社や新聞社に長年勤務する。60歳を過ぎて、ある記事が評価されたことをきっかけにフィクションを書こうと決意し、歴史に基づいた子ども向けの読み物を2010年に発表。本作は2作目。現在は、第二次世界大戦中の南アフリカ人パイロットについての読み物を執筆中。
出版社 | Tefelberg |
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初版年 | 2016年 |
ISBN | 978-0-6240-7656-8 |
ページ数 | 168頁 |
サイズ | 20×13 |
対象年齢 | 11歳から |
キーワード | ジョブ・マセコ 第二次世界大戦 捕虜 勇気 |
There Should Have Been Five
- 2016
- 168 pages
- 20×13
- ISBN 978-0-6240-7656-8
- Ages 11 +