怠け者のエッセイ集(ロシア・読みもの)
Lentyayskoe sochinenie
2018_文学作品(ロシアゴ)
『怠け者のエッセイ集』
ティーンエイジャーの生活は、どっちに転がるか分からないゲームのようなもの。学校一の問題児でも成績はオールAだったり、ごく普通の庭が本物の極地研究所になったりする。本書は、そんな彼らの日々の暮らしを描いた短編集。登場人物たちは、世界の複雑さを理解し始め、白黒つけたがる若者特有の考え方を乗り越えようとしている。身の回りに起こる様々な戸惑いも、ユーモアと皮肉を交えた目線で受け止めている。大人と子どもが一緒に問題を解決したり、新しいものを創り出したりする過程も描かれており、彼らの関係は温かい信頼で結ばれている。
作家について 1936年、モスクワ生まれ。現在はサンクトペテルブルク在住。作家で詩人。軍人や極地探検隊での無線技術者など、様々な職業の経験を持つ。1977年に最初の本を出版して以来、若者向けの作品を中心に活躍。その作風は、誠実さ、思いやり、楽観主義が特徴といえる。
出版社 | Fond 'Dom Detskoj Knigi' |
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初版年 | 2016年 |
ISBN | 978-5-85388-089-4 |
ページ数 | 124頁 |
サイズ | 22×20 |
対象年齢 | 6歳から |
キーワード | 子ども時代 |
Lentyayskoe sochinenie
- 2016
- 124 pages
- 22×20
- ISBN 978-5-85388-089-4
- Ages 6 +