パップという名の犬(読みもの・原作イギリス)

『パップという名の犬』
飼い主の少年から引き離され、捨てられた子犬パップ。街でくらす野良犬の群れに加わり、生きるすべを身に着けていく。ところがある日、仲間とともに捕獲され、保健所に。その後新たな飼い主に引き取られるも、再び収容されそうになり、逃げだしたパップは少年と再会する。しかし喜びもつかの間、闘犬として売られてしまう。獣医だった著者による描写はリアリティがあり、次々と展開するストーリーも読者をひきつける。人間への信頼を失いそうになりながらも、愛された記憶を頼りに生き抜く姿に胸を打たれる。(笹岡)
出版社 | 評論社 |
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初版年 | 2023年 |
ISBN | |
ページ数 | 374頁 |
サイズ | 19×13 |
対象年齢 | 11歳から |
キーワード | 野良犬、ペット、友情 |
- 2023
- 374 pages
- 19×13
- Ages 11 +