目で見ることばで話をさせて(読みもの・原作アメリカ)
『目で見ることばで話をさせて』
舞台は19 世紀の大西洋に浮かぶマーサズ・ヴィンヤード島。11 歳のメアリーは耳が聞こえないが、島にはろう者が多く手話が通じるため、不便はなかった。しかしボストンから来た科学者は、研究のための生きた標本としてメアリーを無理やりボストンに連れ去る。メアリーは手話が通じないなか、諦めずに逃げ出す方法を探り、協力者を得て、なんとか無事に島へ帰る。ろう者に対する無知や差別だけでなく、先住民や自由黒人への差別にも触れ、正しい知識と共感がそれを乗り越える道であることを示す。(神保)
出版社 | 岩波書店 |
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初版年 | 2022年 |
ISBN | |
ページ数 | 312頁 |
サイズ | 19×13 |
対象年齢 | 12歳から |
キーワード | 手話、ろう者、差別、理解 |
- 2022
- 312 pages
- 19×13
- Ages 12 +