魔女だったかもしれないわたし(読みもの・原作アメリカ)
『魔女だったかもしれないわたし』
自閉的性質を持つ11 歳のアディは、昔、自分の村で、人と違うという理由で魔女とみなされ処刑された人たちがいたことを知る。アディの脳も認知のしかたが人と違い周囲の理解と助けを必要とするが、担任にも理解されず差別されている。時代が違えば自分も魔女とされていたかもしれないと思ったアディは、犠牲者の慰霊碑建立を目指す。それは、ありのままの他者と自分を受け入れるということ。偏見やいじめ、自己の葛藤を、自閉スペクトラム症の著者が描く。ふたりの姉と周囲の理解者のアディへの支援が印象深い。(本田)
出版社 | PHP研究所 |
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初版年 | 2022年 |
ISBN | |
ページ数 | 240頁 |
サイズ | 20×14 |
対象年齢 | 10歳から |
キーワード | 魔女裁判、差別、慰霊碑 |
- 2022
- 240 pages
- 20×14
- Ages 10 +