田舎ねずみのソウル見物(韓国・絵本・韓国語)
Shigol Ji-eui Seoul Googyung
カテゴリー: IBBY オナーリスト、絵本/picture books
IBBYオナーリスト2022_イラストレーション作品
『田舎ねずみのソウル見物』
1926 年10 月児童文学雑誌「オリニ」に掲載された童話をもとにした絵本。イソップ寓話を翻案した話で、舞台は1920 年代のソウルだ。ヒッチハイクをしながらソウルにやってきた田舎ねずみは、偶然出会ったソウルねずみとともに、赤い西洋風のお屋敷(実は郵便ポスト)に泊まりながらソウルを探検する。田舎ねずみは、読者をすでに遠い記憶であるソウルの古い街にいざなう。ユーモラスで素朴な物語が生き生きと展開する。100 年という時空を超えたふたりの作家のコラボがすばらしい。
●画家について/ 1970 年、釜山生まれ。1995 年、弘益大学の東洋画学科を卒業した。絵本「こだま」(2001)のイラストレーションによって、幅広い読者を獲得した。2004 年に絵本『かあさんまだかな』(邦訳:チョン・ミヘ訳、フレーベル館、2005)で、百想出版文化賞を受賞、2005 年、「ホワイト・レイヴンズ」に掲載、2008 年、ドイツユーゲント文学賞候補となった。主な作品に、絵本「ナイチンゲール」(2005)、「野草の子」(2008)、「牽牛と織女」「故郷の春」「兄を想う」など、挿し絵に「本と戯れる家」など。
出版社 | Gilbut Children Publishing |
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初版年 | 2019年 |
ISBN | 978-89-5582-496-4 |
ページ数 | 50頁 |
サイズ | 28x24 |
対象年齢 | 4歳から |
キーワード | ネズミ、旅、ソウル、都会 |
Shigol Ji-eui Seoul Googyung
- Ill. Kim, Dong-sung | Text:Jung-hwan Bang
- Gilbut Children Publishing
- 2019
- 50 pages
- 28x24
- ISBN 978-89-5582-496-4
- Ages 4 +