ぼくのセーター(キプロス・絵本・ギリシャ語)
To pullover
カテゴリー: IBBY オナーリスト、絵本/picture books
IBBYオナーリスト2022_イラストレーション作品
『ぼくのセーター』
少年は大好きなセーターを雨が降っても晴れても、ビーチでも家でも学校でも毎日ずっと着ている。ところがある日、セーターがほつれだす。セーターがなくなっていくとともに、どんなことが起こるのか、少年は少しずつ気づいていく。物語は子ども時代の不安や孤独と、それをどう克服するかを描く。イラストレーションのスタイルは大胆かつカラフルで、衣服の質感も感じられる。アクリル絵具、オイルパステル、鉛筆、コラージュ、マーカーペンなど、多様な素材で手描きしてからデジタルで編集している。
●画家について/フリーランスのイラストレーター。南アフリカのヨハネスブルグ生まれ、ニコシア在住。ロンドンのキングストン大学でイラストレーションを学び、ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアル・アーツのレジデンシー・プログラムに参加。作品は子ども向けと、大人向けの本や雑誌に掲載されている。本書は2020 年にギリシャ文学賞の絵本賞を受賞。また、ミュンヘン国際児童図書館の目録「ホワイト・レイブンズ」にも掲載された。
出版社 | Kaleidoscope |
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初版年 | 2019年 |
ISBN | 978-960-471-194-9 |
ページ数 | 42頁 |
サイズ | 27x19 |
対象年齢 | 6歳から |
キーワード | 孤独、不安、統合、衣服 |
To pullover
- Ill. Haralambous, Chryso | Text:Dimitris Baslam
- Kaleidoscope
- 2019
- 42 pages
- 27x19
- ISBN 978-960-471-194-9
- Ages 6 +