ピノッキオ ちいさなほんとうの話(ブラジル・絵本・ポルトガル語)
Pinóquo, o livro das pequenas verdades
カテゴリー: IBBY オナーリスト、絵本/picture books
IBBYオナーリスト2022_イラストレーション作品
『ピノッキオ ちいさなほんとうの話』
見開きごとにピノッキオが鏡の前で願っては、自分が何者なのか、少しずつ知っていく。折りたたまれたページでは、ピノッキオの鼻がのびるリズムに合わせて話が進む。各見開きのデザインは統一され、左側には鏡にうつるピノッキオ、右側にはコッローディの原作に登場するキャラクターが描かれている。原作ではうそをつくたびにのびる鼻が、この作品では男の子になりたいと願うたびにのびる。折りたたまれたページをすべて開くと、独創的な夢のような絵が現れる。
●画家について/サンパウロ生まれ、在住。絵本作家、グラフィックアーティスト。約70 点の作品を出版し、ジャブチ賞3回、FNILJ(IBBY ブラジル支部)賞6回など受賞数も多い。2017 年に第26 回ブラチスラバ世界絵本原画展に出展。「うつくしいところ」(2020)、「このとびらをあけたら……」(2018)、「コラリーネの色」(2017)、「これはオオカミ」(2016)などの絵本で知られる。本作は2020 年にFNLIJ 賞、ジャブチ賞、ブラジル国立図書館賞を受賞している。
出版社 | Boitatá |
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初版年 | 2020年 |
ISBN | 978-85-7559-697-5 |
ページ数 | 44頁 |
サイズ | 29x17 |
対象年齢 | 7歳から |
キーワード | ピノッキオ、自己認識、役割交換 |
Pinóquo, o livro das pequenas verdades
- Rampazo, Alexandre
- Boitatá
- 2020
- 44 pages
- 29x17
- ISBN 978-85-7559-697-5
- Ages 7 +