チャーリー・タンガロアと海から来た少女(ニュージーランド・読みもの・英語)
Charlie Tangaroa and the Creature from the Sea
IBBYオナーリスト2022_文学作品
『チャーリー・タンガロアと海から来た少女』
海岸のゴミ拾いをしていた13 歳の少年チャーリーと弟のロビーは、人魚に似た不思議な少女が砂浜に打ち上げられているのを見つけた。少女の話では、港の建設工事による海洋汚染のせいで、森の神タネと海の神タンガロア(マーオリ神話の神々)が争いをはじめたという。まもなく大地震が起こり、天気も大荒れとなり、人間世界も神々の世界も大混乱に陥る。この事態を解決できるのはチャーリーだけだと、少女は信じている。その根拠は、チャーリーに脚が1本しかないことのようだ。神々を仲直りさせる役割を担って、チャーリーの冒険がはじまる。
●作家について/ 1965 年クライストチャーチ生まれ。高校で英語と演劇を教えながら執筆活動に取り組み、フィクション、ノンフィクション、戯曲、文法書など、幅広いジャンルの作品を発表。これまでに出版された作品は30 を超える。2015 年、オタゴ大学でマーオリ学の学位を取得。本書は、2021 年ニュージーランド児童YA 図書賞のマーガレット・マーヒー年間最優秀図書賞を受賞した。
出版社 | Huia Publishers |
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初版年 | 2020年 |
ISBN | 978-1-77550-397-2 |
ページ数 | 220頁 |
サイズ | 21x14 |
対象年齢 | 8歳から |
キーワード | マーオリの神々、人魚、環境破壊 |
Charlie Tangaroa and the Creature from the Sea
- Text: Roxborogh, Tania Kelly | Ill. Phoebe Morris
- Huia Publishers
- 2020
- 220 pages
- 21x14
- ISBN 978-1-77550-397-2
- Ages 8 +