シルケとミス・ディー(オランダ・読みもの・フリジア語)
Silke & Miss Dee
IBBYオナーリスト2022_文学作品
『シルケとミス・ディー』
村はずれに住むイギリス生まれのミス・ディーは、変な人だと思われている。でもシルケの雨宿りがきっかけで、ふたりの間に特別な友情が芽生える。ミス・ディーの家はシルケにとっては別世界。田舎暮らしを今は少しさみしく感じている元教師のミス・ディーから、故郷の生活や英語について、シルケはいろいろ学ぶ。学校でいじめられ、つらい思いをしているシルケに、ミス・ディーは強くなることを教えてくれる。シルケは、ミス・ディーがイギリスに帰らないでほしいと願うのだが……。フリジア語の本文に、オランダ語や英語も混ぜて書かれた作品。
●作家について/ 1946 年生まれ。幼稚園の先生を経て、ジャーナリスト、作家、詩人として活躍。20 冊以上の本を出している。1976 年に詩集でデビュー。ほかの作家と共作した作品に「ミセス・ヒラリデス」シリーズ(1987-1989)などがあり、子ども向けミュージカルの脚本や歌詞も書く。「教室13」(2001)は2004 年IBBY オナーリストに選ばれた。2018 年、フリジア語への貢献が認められ、オレンジナッソー勲章(オラニェ=ナッサウ騎士勲章)を受ける。
出版社 | Afûk |
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初版年 | 2019年 |
ISBN | 978-94-93159-23-5 |
ページ数 | 495頁 |
サイズ | 24x17 |
対象年齢 | 10歳から |
キーワード | 年齢、友情、学校、いじめ、自信 |
Silke & Miss Dee
- Text: Wytsma, Baukje | Ill. Carla van der Heijde
- Afûk
- 2019
- 495 pages
- 24x17
- ISBN 978-94-93159-23-5
- Ages 10 +