どんぐり喰い(読みもの・原作オランダ)
『どんぐり喰い』
スペイン、アンダルシア地方の貧しい家庭に育つクロの、8 歳から16 歳までの成長の軌跡を描く。スペイン内戦終結間もない時代、地主である山上の修道院と斜面の洞窟に住むクロたちとでは、暮らしぶりにも大きな格差がある。クロは家計を支えるために必死で働き、少しでも多く稼ぐ方法を自分で考えて行動するなど、社会の不条理に耐えながらもたくましく前向きに生きようとする。なお、「どんぐり喰い」とは、どんぐりさえも食べる貧しさを表す言葉。オランダを代表する作家がスペイン出身の夫の少年時代を描いた作品。(神保)
出版社 | 福音館書店 |
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初版年 | 2021年 |
ISBN | |
ページ数 | 344頁 |
サイズ | 20×14 |
対象年齢 | 12歳から |
キーワード | 貧困、格差、勤勉、成長 |
- 2021
- 344 pages
- 20×14
- Ages 12 +