春のウサギ(読みもの・原作アメリカ)
『春のウサギ』
2 歳で母親を亡くした12 歳の少女アミーリアの春休み。親友は海外に行ってしまい、娘と話すのが苦手な大学教授の父と、通いで家事を担う愛情深いオブライエンさんと一緒に過ごしている。唯一の楽しみは、陶芸工房でウサギの置物を作ること。そして工房で、両親が離婚しかけている少年と出会う。ふたりで人間観察の「名付け遊び」をしていたとき、自分似の女性を見たアミーリアは、それが死んだと聞かされている母親ではないかと考え始める。思春期の少女の心の揺れがていねいに描かれ、周りの大人の誠実さ、あたたかさが心に残る。(代田)
出版社 | 小学館 |
---|---|
初版年 | 2021年 |
ISBN | |
ページ数 | 192頁 |
サイズ | 20×14 |
対象年齢 | 10歳から |
キーワード | 友情、お母さん、陶芸、ウサギ |
- 2021
- 192 pages
- 20×14
- Ages 10 +