飛べないハトを見つけた日から(読みもの・原作イギリス)
『飛べないハトを見つけた日から』
12 歳のダリルは、近頃勉強に身が入らない。そんなとき、公園で翼が折れたレースバトを見つけた。飛べないハトは生きている価値さえないといわれるが、ダリルはその命を救いたいと願い、反対する両親に懇願しハトを飼うことにする。初めて自分が夢中になれるものに出会えたダリルだったが、そのハトの所有者が自分の父親だと気づいた上級生に脅され、終わりの見えない理不尽な命令をされて、次第に追い詰められていく。深刻な状況が続くが、ウィットに富んだ会話やユーモラスな描写が、物語を明るくしている。(本田)
出版社 | 徳間書店 |
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初版年 | 2021年 |
ISBN | |
ページ数 | 240頁 |
サイズ | 19×14 |
対象年齢 | 10歳から |
キーワード | レースバト、飼育、いじめ |
- 2021
- 240 pages
- 19×14
- Ages 10 +