アルビルワの詩人(パレスチナ・絵本・アラビア語)
Sha'ir al-Birwa
カテゴリー: IBBY オナーリスト、絵本/picture books
IBBYオナーリスト2020_イラストレーション作品
『アルビルワの詩人』
1948年にイスラエルに占領されるまで、アルビルワは平和な村だった。村には子どもがたくさんいて、みんな夏休みには外で遊んだ。彼らは声をかけあいながら、丘を走り回り、日暮れ前にはお腹を空かせて家に帰った。たったひとり、マフムードだけは外遊びに加わらず、家で本を読んだり、言葉を集めたりするのを好んだ。友だちに誘われても、「言葉がぼくを呼んでるんだ」と答えた。夏休みが終わると、マフムードは自分で作った詩を暗唱してみんなを驚かせた。彼は後に、アルビルワの詩人マフムード・ダルウィッシュとして知られる有名なパレスチナ詩人になった。イラストレーションは、黒インクで輪郭を描き、デジタル技術で着色している。
*画家について 1983年、クウェート生まれ。パレスチナの芸術家であり、児童書や一般書の表紙を手がけ、作品は、国内外の研究所や出版社から出版されている。おもな作品に、「大きな耳のムフタール」(2011)、「物語の王」(2014)、「小学校の思い出」(2015)、「カエルと子ども」(2016)、「私のママはせっかち」(2018)などがある。
出版社 | Al-Tufula Center |
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初版年 | 2017年 |
ISBN | |
ページ数 | 24頁 |
サイズ | 21×21 |
対象年齢 | 4歳から |
キーワード | マフムード・ダルウィッシュ、伝記作家 |
Sha'ir al-Birwa
- Ill. Abdullah Qawariq | Text:Nabila Espanioly
- Al-Tufula Center
- 2017
- 24 pages
- 21×21
- Ages 4 +