イゴールのポルカ(ドイツ・絵本・ドイツ語)
Polka für Igor
カテゴリー: IBBY オナーリスト、絵本/picture books
IBBYオナーリスト2020_イラストレーション作品
『イゴールのポルカ』
女の子のオラの大好きなおばさんの家には、年をとった黒犬のイゴールがいる。イゴールはポルカの音楽を聞くと、ポーランドのサーカスにいた頃の思い出など、ほら話のようないろいろな話を語りはじめる。 東ヨーロッパを思わせる落ち着いた色調の絵が美しい絵本で、細かい平行線で描かれるイゴールの姿が鮮やかに浮かび上がる。むかし話に登場するような動物や伝統的な楽器と現代的なモチーフ、余白の多いページと魚眼レンズで世界をのぞくようなページが絶妙に組み合わせられ、細かいところにまで音楽とユーモアに満ちた楽しい絵本。
*画家について 1977年、ドイツ生まれ。ブレーメンやハンブルクの大学でイラストレーションを学ぶ。第1作の本書で、2019年ドイツ児童文学賞絵本賞を受賞、新人部門の特別賞も受賞している。
出版社 | Kunstanstifter |
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初版年 | 2018年 |
ISBN | 978-3-942795-70-8 |
ページ数 | 40頁 |
サイズ | 29×30 |
対象年齢 | 5歳から |
キーワード | サーカス、イヌ、時代、思い出、想像力 |
Polka für Igor
- Iris Anemone Paul
- Kunstanstifter
- 2018
- 40 pages
- 29×30
- ISBN 978-3-942795-70-8
- Ages 5 +