どうして蚊はブーンといってとぶの？（カンボジア・絵本・クメール語）

IBBYオナーリスト2020_イラストレーション作品

『どうして蚊はブーンといってとぶの？』

「どうして蚊はブーンといってとぶの？」という疑問を投げかけた後に、蚊が近づくと音が聞こえる理由を解説する。優しい色使いの水彩画で、人物は写実的だが漫画のような親しみやすさも併せ持つ。

＊画家について　1988年、カンダール州生まれ。プノンペン在住。クメール芸術同好会で絵画を学んだ後、2011年に王立美術大学を卒業。プノンペンの山田アートスクールで教鞭を執るかたわら、教育・青少年・スポーツ省の出版・流通部門でイラストレーションを担当している。2007年からは、ルーム・トゥ・リード、SIPAR、セイブ・ザ・チルドレンなどの主催する子どもの本のワークショップにイラストレーターとして参加する他、グループ展にも出展。作品に、「体」（2011）、「スーパー・ヴィサル」（2013）、「つまさきだちであるくコブタ」（2015）などがある。