メアリー(ウクライナ・読みもの・ウクライナ語)
Meri
IBBYオナーリスト2020_文学作品
『メアリー』
コヴァルチュク家の家族は、ちょっと変わっている。長男のアンドリーコは口をきかない(少なくとも彼を知っている人たちはそう信じている)。末っ子のマリーカは両親にかまってもらえず友だちもいない。父親の仕事はうまくいかず、母親はおだやかに暮らすことしか考えていない。とはいえ、ほぼ普通の一家だし、ほぼ普通に暮らしていた。ところが、ある日のとんでもない出来事をきっかけに生活が一変する。突然、競走馬のメアリー、いたずらな妖精ミフォディー、狡猾な男サー・ヴィヒリアスが現れたのだ。
*作家について キエフ近郊のハイヴォロン村で生まれる。国立教育ドラゴマノフ大学でウクライナ文献学を専攻。2008年から2019年まで国営テレビの番組の司会を務めた。学生時代から詩作を始め、これまで子どものための物語と詩を多数発表している。存在感のある登場人物と奇抜なプロットで、読者を息もつかせぬ冒険に誘う。また、ユーモアを交えた鮮やかな筆致で深刻な社会問題を描く。
出版社 | A-ba-ba-ha-la-ma-ha |
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初版年 | 2019年 |
ISBN | 978-617-585-155-5 |
ページ数 | 188頁 |
サイズ | 20×13 |
対象年齢 | 6歳から |
キーワード | 家族の秘密、ファンタジー |
Meri
- Sashko Dermanskyi
- A-ba-ba-ha-la-ma-ha
- 2019
- 188 pages
- 20×13
- ISBN 978-617-585-155-5
- Ages 6 +