テオ(ロシア・絵本・ロシア語)
Teo - teatralnyy kapitan
カテゴリー: IBBY オナーリスト、絵本/picture books
IBBYオナーリスト2020_文学作品
『テオ—―劇場のキャプテン』
テオと彼の家族は、劇場をねぐらにしているねずみだ。人間に見えないように、昔からどうにか暮らしていた。でも、それは、テオが妹に小さなプレゼントを贈ろうと決める前までのこと。妹へのプレゼントのためには、人間に見つかる危険をおかしても、プリマ・バレリーナのスカートをかじって大きな穴を開けなければならなかった。そして今、バレエの舞台は終演を迎え、ねずみたちの劇場での生活も終わりになってしまったようである。巻末に、読者が切り取って遊ぶことのできる、オーケストラの演奏家と楽器のイラストレーションがついている。
*作家について 作家、バイオリニスト。1979年、トヴェリで生まれる。モスクワ音楽院の出身。2009年に児童文学作家として雑誌でデビュー。最初に刊行された書籍は「七人のこびと」(2011)。独特のプロット、情熱的な登場人物を描き出すことで知られ、音楽や音楽家たち、劇場、そして落ち着きのない少年たちを作品のテーマにしている。2014年に「ヴィリー」で、クラピーヴィン国際文学賞を、2018年には「ヴィヴァルディ。四季。音楽の話」などの作品に対してマルシャーク全ロシア文学賞を授与された他、多数の文学賞受賞。
出版社 | Samokat |
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初版年 | 2018年 |
ISBN | 978-5-91759-541-2 |
ページ数 | 97頁 |
サイズ | 24×18 |
対象年齢 | 3歳から |
キーワード | ネズミ、オペラハウス、憧れ、夢 |
Teo - teatralnyy kapitan
- Text: Nina Dashevskaya | Ill. Yulia Sidneva
- Samokat
- 2018
- 97 pages
- 24×18
- ISBN 978-5-91759-541-2
- Ages 3 +