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黒い石(ラトビア・読みもの・ラトビア語)

Melnais akmens

作家:アイヴァルス・キャヴィス | 絵:エミルス・モズガス Text: Aivars Klavis | Ill. Emīls Mozgas

カテゴリー: IBBY オナーリスト読みもの/chapter books and novels

IBBYオナーリスト2020_文学作品

『黒い石』

YA3部作「知られざる地への道」の第1部。バルト諸国の人びとの祖先が、バルト海の岸辺にたどりついて定住するまでを描く。歴史書にも出ていないこの古い時代を、作者は驚きと神秘と冒険の時代ととらえている。人間の寿命が現代より短いため、若者が重要な役割を担っていた。物語ではふたつの時代が同時進行する。数千年前の時代では、少年が部族をよりよい居住地へ導く役割を任される。一方、現代では、十代の少年が謎の古代文字が刻まれた黒い石を見つけ、意味を解き明かそうとする。

*作家について 1970年代から、大人向けと子ども向けの本を20点以上出版。現代ラトビア文学の作家として評価が高い。作品は、歴史の深い知識、細部への配慮、丹念な心理描写に特徴がある。大人向けの歴史小説4部作「門の向こう側」は、バルト議会賞とラトビア文学年間特別賞を2012年に受賞。他の作品に、短編集「カフェで盗まれたスプーン」(1976)や「男たちの11の物語」(2014)、小説「曇りのち雨」(1980)や「廃止されたバス路線」(2016)などがある。

出版社 Zvaigzne ABC
初版年 2018年
ISBN 978-9934-0-7276-5
ページ数 287頁
サイズ 20×13
対象年齢 10歳から
キーワード バルト諸国の人びと、歴史

Melnais akmens

  • Text: Aivars Klavis | Ill. Emīls Mozgas
  • Zvaigzne ABC
  • 2018
  • 287 pages
  • 20×13
  • ISBN 978-9934-0-7276-5
  • Ages 10 +