トマス・Qビット(ギリシャ・読みもの・ギリシャ語)
Thōmas Q.Bit. Taxidiōtēs sto katoptro tu chronu
IBBYオナーリスト2020_文学作品
『トマス・Qビット』
高校生のトマスは、超絶なスピードでパソコンをいじるので、「トマス・Qビット(量子ビット)」と呼ばれている。ある時、大手ゲーム会社をハッキングすると、1944年にタイムスリップしてナチスと敵対するはめになる。タイムトラベルしたのか、バーチャルリアリティなのかは不明だが、トマスは生と死の大問題に直面する。元の世界に戻ったトマスは、周囲に止められるが、自分の経験について探ろうとする。自分の人生を決定的に変えた場所と時間に再び行くことはできるのか? そこで待ち受ける答えは?
*作家について 1964年、アテネ生まれ。アテネ大学で教育と神学を学ぶ。ギリシャ屈指の多作で受賞数の多い児童書・YA作家。1995年にデビューし、88点を出版。絵本や短編は多層的で、年齢層の異なる読者に伝わるように描かれている。作品に「小さな三角魚」シリーズ10点、「図書館ネズミ」シリーズ5点、「逆まわしで聞いて」(2006)、「ほんとうのトリケラトプスはこわがり?」(2016)など。本作は2018年にギリシャ児童文学賞を受賞。ギリシャの2018年国際アンデルセン賞候補。
出版社 | Patakis |
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初版年 | 2017年 |
ISBN | 978-960-16-6717-1 |
ページ数 | 259頁 |
サイズ | 21×14 |
対象年齢 | 13歳から |
キーワード | バーチャルリアリティ、タイムトラベル、ギリシャ、第二次世界大戦 |
Thōmas Q.Bit. Taxidiōtēs sto katoptro tu chronu
- Vagelis Iliopoulos
- Patakis
- 2017
- 259 pages
- 21×14
- ISBN 978-960-16-6717-1
- Ages 13 +