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明かりをつけて! 明かりを消して!(フィンランド・読みもの・フィンランド語)

Sytytä valot!-Sammuta valot!

作家:サラ・シムッカ Salla Simukka

カテゴリー: IBBY オナーリスト読みもの/chapter books and novels

IBBYオナーリスト2020_文学作品

『明かりをつけて! 明かりを消して!』

若者の日常における「最高」と「最低」の話が収録されている。どうして15歳未満は地下室に入ってはいけないの? 「犬の首」公園で起こったことは? クララの独房を毎晩訪ねるのは誰? 明かりをつけたままキスする方法は? 表側の表紙(明かりをつけて!)から読む話と、裏側の表紙(明かりを消して!)から読む話とで、話の両面が見えるしかけだ。両者は鏡合わせのようで、驚いたりドキドキさせられたりする。話はホラー、ロマンス、SF、リアリズムと多岐にわたる。

*作家について 1981年、タンペレ生まれ。新聞の書評欄の執筆者、文芸誌の編集者、翻訳家、フィンランド国営放送の脚本家として活躍。「ルミッキ」3部作(邦訳:古市真由美訳、西村書店、2015)で、フィンランドでもっとも成功したYA作家となる。現在はYAと子ども向けの作品を執筆し、世界じゅうで講演もしている。「あとかたもなく」(2012)と「他のどこか」(2012)で2013年トペリウス賞を、『ふしぎの花園 シスターランド』(邦訳:古市真由美訳、西村書店、2018)で2017年に「子どもたちが選ぶルク・ヴァルカウス賞」を受賞。

出版社 Tammi
初版年 2018年
ISBN 978-952-04-0178-8
ページ数 143頁
サイズ 22×14
対象年齢 15歳から
キーワード 短編、両側から読める本

Sytytä valot!-Sammuta valot!

  • Salla Simukka
  • Tammi
  • 2018
  • 143 pages
  • 22×14
  • ISBN 978-952-04-0178-8
  • Ages 15 +