ぼくだけのぶちまけ日記(読みもの・原作カナダ)
『ぼくだけのぶちまけ日記』
13歳のヘンリーが、カウンセラーにすすめられて嫌々書いた日記の形で物語が展開する。読んでいくうちに、ヘンリーは転校したばかりで、父とふたり暮らし、母は精神病院におり、兄はいじめに関わった事件を起こして自殺したことがわかってくる。ヘンリーは新しい学校で、最初は誰にも心を開かないが、いじめられている級友やアパートの隣人たちと知り合っていくなかで、自分のことを語れるようになってくる。兄の事件に対して自責の念を抱いているヘンリーが、少しずつ変化していく様子が伝わってくる。(土居)
出版社 | 岩波書店 |
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初版年 | 2020年 |
ISBN | |
ページ数 | 288頁 |
サイズ | 19×13 |
対象年齢 | 13歳から |
キーワード | 銃、家族、日記、いじめ |
- 2020
- 288 pages
- 19×13
- Ages 13 +