銀をつむぐ者(読みもの・原作アメリカ)
『銀をつむぐ者』(上・下)
中世東欧の小さな皇国では、時に氷の異界スターリクへの道が開かれる。すると厳しい冬が続き人びとは貧困に苦しむ。「銀を金に変える娘」と評判になる金貸しの娘ミリアム、彼女のもとで働く貧農の娘ワンダ、スターリクの血をひく公爵令嬢のイリーナという、立場の違う3人の少女の運命が、その異界を巡って複雑に絡み合う。彼女らが世界を変えようと、氷の王と火の魔法使いチェルノボクの闘いを密かに画策する物語後半は読み応えがある。グリム民話「ルンペルシュティルツヒェン」から着想を得たという長編ファンタジー。(神保)
出版社 | 静山社 |
---|---|
初版年 | 2020年 |
ISBN | |
ページ数 | 384頁 |
サイズ | 20×14 |
対象年齢 | 13歳から |
キーワード | 異界、魔物、ファンタジー |
- 2020
- 384 pages
- 20×14
- Ages 13 +