神さまの貨物(読みもの・原作フランス)
『神さまの貨物』
第二次世界大戦中、森に住む貧しいおかみさんは、森を抜ける列車を神のようにあがめていた。おかみさんはそこから落ちてきた赤ん坊を拾い、夫の反対を押し切って育てることにする。強制収容所行きの列車からユダヤ人の男によって投げ捨てられた赤ん坊は大切に育てられるが、家族は秘密を抱えることになる。一方、ユダヤ人の男は、収容所で家族と別れ、床屋として働く。おかみさんの部分は昔話のように語られ、ユダヤ人の男の部分は小説文体で描かれることによって、人を愛する尊さと戦争の恐ろしさが浮かび上がる。(土居)
出版社 | ポプラ社 |
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初版年 | 2020年 |
ISBN | |
ページ数 | 160頁 |
サイズ | 19×13 |
対象年齢 | 13歳から |
キーワード | 戦争、孤児、列車、赤ちゃん |
- 2020
- 160 pages
- 19×13
- Ages 13 +