兄の名は、ジェシカ(読みもの・原作イギリス)
『兄の名は、ジェシカ』
13歳のサムは難読症だ。それをサポートしてくれる4歳年上のジェイソンは、サッカー部のキャプテンで学校の人気者、そしてサムが作文で「最も尊敬する人」と書くほど自慢の兄だ。ところが兄は自分の性自認に悩み、トランスジェンダーであることを家族に打ち明ける。すると政治家の母やその秘書を務める父は戸惑い、家族にあつれきが生まれる。両親は治療が必要と考えるが、ローズおばさんはありのままを受容し兄の居場所になる。サムがさまざまな葛藤を経て、兄がジェシカとして生きていくことを理解し、家族が再生していく過程を描く。(神保)
出版社 | あすなろ書房 |
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初版年 | 2020年 |
ISBN | |
ページ数 | 272頁 |
サイズ | 20×14 |
対象年齢 | 13歳から |
キーワード | 兄弟愛、トランスジェンダー、家族 |
- 2020
- 272 pages
- 20×14
- Ages 13 +