秘密のノート(読みもの・原作イギリス)
『秘密のノート』
11歳の少女ジェリーは、太っていることを気にしつつ、そのことをギャグのネタにして明るく陽気にふるまっている。ジェリーはものまねが得意で、学校のショーで優勝を狙っているが、時にふざけすぎてまわりが白けると不安になる。そんな気持ちをひそかに詩に書いていたが、秘密にしていた。けれど、ママの恋人でミュージシャンのレノンは、ジェリーの詩の才能に気づき、励ましてくれる。そんななか、自分には完璧すぎると、ママがレノンに別れを告げる。ジェリーが明るくふるまえばふるまうほど、読者にその悲しみが伝わる。(土居)
出版社 | 小学館 |
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初版年 | 2020年 |
ISBN | |
ページ数 | 304頁 |
サイズ | 20×14 |
対象年齢 | 11歳から |
キーワード | アイデンティティ、詩、お母さん |
- 2020
- 304 pages
- 20×14
- Ages 11 +